秋の物思いとお彼岸

春のお彼岸の頃に祖父は亡くなった。

あれからもう半年経つのかと不思議な気持ちで秋のお彼岸を迎えた。

秋の涼しさとお彼岸という行事が相まってなんとなく物思いにふけってしまう。

お彼岸に合わせて売られているおはぎを見ても、

甘いものが好きだったなあ、買って帰ったら喜ぶだろうなあ、

いやもう死んでるから食べられないんだ―という感じで思いが巡る。

もう半年のようなまだ半年のような。

整理したはずの気持ちが乱れる。

書くことでまた整理をしようと思うのだけれど、

同時にそれは祖父の死という現実を改めて見ることでもある。