人生初手術を終えて

初手術と言っても大病を患ったわけではなく、

耳瘻管というのを摘出する手術を受けただけ。

感覚としては親知らずを抜くようなものと言ったらいいだろうか。

2か月前に耳の痛みを覚え、耳鼻科の門をくぐったら、

先天性耳瘻孔というものがあることを告げられた。

(詳しくは「先天性耳瘻孔」で検索を)

胎児の時に耳が形成される段階で、閉じきれずに残った針孔のようなもので、

100人に一人か、もっと多いくらいの割合でできるそうだ。

今回は運悪くそこに菌が入り込み炎症を起こしたということらしい。

ほとんどは局所麻酔で日帰り手術が可能だそうだが、

これまた運悪く自分の場合は全身麻酔が必要な事例だったため、

二泊三日の入院と相成った。

実際の手術は、麻酔の点滴が始まってものの数秒で眠ったので、

あっという間に終わったかのように思えたし、

痛み止めも良く効いたのか術後の痛みもあまりなかった。

ただ、採血でさえ恐怖を感じる小心者の自分にとっては、

麻酔も含め術後の点滴も気持ちのいいものではなくて、

手術なんて二度とごめんだと思った次第。

それに病室にいると亡くなった祖父のことを思い出してしまい、

精神的にもあまりよろしくないなと思ったので、

許可が下りたら早々に退院させてもらった。

 

ちなみに今回炎症を起こすまで自分に耳瘻孔があるなんて知らなかった。

(炎症を起こしさえしなければ、一生気づかないままに人もいるらしい。)

とりあえず母親に話をしてみたら、母親も全く知らず驚いていた。

胎児の時に~という説明をしたら、自分のせいだろうかと気に病み始めたので、

余計なこと言わなければ良かったと、申し訳ない気持ちになったという。