風邪と悪夢

こんな夢をみた。

 

とか書き出しに書くと夏目漱石の『夢十夜』のパクリになるか。危ない危ない。

閑話休題

数日来、風邪の諸症状に悩まされている。

昨夜も喉の痛みを覚えながら寝たせいか、明け方悪夢を見た。

 

体育館でパイプ椅子に座っていると

クラスメイトが何やらざわざわと騒いでいる。

口々に自分の様子がおかしいと告げてくる。

言われてみて初めて、全身に汗をかき

今にも倒れそうなほどに苦しいことに気づく。

再発したのだ。

最も恐れていた再発。それが今現実になった。

恐怖にかられた自分は、体育館を飛び出し

助けを求めて廊下を走る。

職員室にたどり着いて教師に助けを求めようとしたが、

自分の担任の顔も名前も思い出せない。

一体誰に助けを求めたらいいのか。

絶望に襲われて立ちすくんでいた時にアラームが鳴った。

 

こうして書いてみるとたいした悪夢でもないように思えるが、

夢の中で味わった絶望感は本物だった。

今でもこれは予知夢で、本当に再発するんじゃないかと不安を抱くほどだ。

風邪などひくものではない。