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読書記録『夏への扉』

ロバート・A・ハインラインの『夏への扉』薦められたので読んでみた。

自分はSFを読んだことがないのけれど、それなりに面白く読めた。

(若干、特に後半は都合がよすぎる気がしたが)

1957年の作品だけど、作中の現在として設定されているのは1970年。

その12月3日からスタートし、2000年12月13日へと物語は展開していく。

共同経営者である友人と婚約者に裏切られた主人公は半ば自棄に

保険会社が提供する冷凍睡眠(コールド・スリープ)を申し込む。

愛する相棒、猫のピートとともに眠りにつくはずが、

翻意して二人に復讐することを思い立つも、

思いかなわず二人によって無理やり冷凍睡眠させられる羽目になる。

そして目覚めるとそこは2000年のロサンゼルス。そこで彼がどういう行動に出るかは

本を読んでもらうとして、全てを失った男が失ったものを取り戻そうとする物語。

そういうのが好きな人には面白いのではないかと思う。

最初の方に書いたけれど、自分には都合がよすぎるように思えて「名作」とまでは言えない。

ちなみに、タイトルは『夏への扉』だけれど、「夏」が何を意味するのかを読み取ることができなかった。

(舞台は冬のロサンゼルス)

主人公がかつて住んでいたコネチカットの冬を知っていたら、なぜ「夏への扉」を希求するのか、わかるのだろうか。

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)