大人になって読むグリム童話

集中力が続かないので適当な本はないかと思っていたら

ドイツ文学コーナーで『完訳クラシック グリム童話1』に出会った。

1857年に刊行された最期の版である第7版を翻訳したもので

「狼と七匹の仔山羊」「ラプンツェル」「ヘンゼルとグレーテル」「灰まみれ」

「赤ずきん」「ブレーメンの音楽隊」等、有名な話が収められた第1巻。

Otto Ubbelohdeの挿絵が使用されていて想像力を刺激する。

完訳クラシック グリム童話〈1〉

完訳クラシック グリム童話〈1〉

 

子供向けの本はソフトな表現や展開にしているんだなと改めて思う。

「灰まみれ」も姉妹が報いを受けるあたりシンデレラとの違いを感じる。

世の中とはこういうものだという教訓めいた話や、ちょっとした小話、

キリスト教色の濃い話までヴァラエティに富んだ一冊。

大人になってから読むと一味違った楽しみがある。