読書と場所と記憶

先日シェーキーズに行った時、同行者が

「『ダンス・ダンス・ダンス』で僕と五反田君が最後に食事をしたのがシェーキーズじゃなかったかな」

と、言ったのだが咄嗟には思い出せなかった。

家に帰って確認したみると確かにその通りだった。恐るべし記憶力。

自分が『ダンス・ダンス・ダンス』を読んだのはもう10年以上前だから

記憶が曖昧になっていてもおかしくはないんだけれど、

同じ本を読んでいるのに、我と彼の違いに恥ずかしくなった。

シェーキーズで食事をしたというエピソードを

実体験と結び付けられた彼と、ぼんやりしている自分。

同じ経験をしているのに得られる情報がこうも違うのかと。

今は、手持ちの本を再読しているところなので、

これからは一つ一つのエピソードにもっと敏感になろうと思う。

 

ちなみに、作中のシェーキーズの店舗名は明示されていない。