大晦日に思うことはいつも同じ

あと数時間で今年も終わる。 自分は追い詰められてようやく動き出すタイプの人間だ。 だから、年末になるとあれもやっていないこれもやっていないと焦る。 大掃除もそうで、計画的に少しずつ進めていればいいものを、 31日になって汚い部屋に後ろめたさを感…

リアルタイムじゃないけどWham!は知っている

Wham! - Last Christmas 先日、Wham!のジョージ・マイケルさんが53歳で亡くなったが、 その死が判明したのが12月25日というのもなんともいえない。 Last Christmasはクリスマスの定番曲だから。 次から、この曲を聴くたびに、ジョージ・マイケルも死んだなと…

予約していたピザが届かなかったというお話

12月24日、事前に予約注文していたピザが届かず怒り心頭に達したのですが、 翌日、ネットニュースを見て複雑な心境になった人間がここにおります。 今更感あふれる内容ですが、気持ちの整理を兼ねてここに顛末を記すことにしました。 毎年ピザを頼んでいるの…

【読書記録】夏目漱石『三四郎』

『三四郎』を読み返したのは何回目だろうか。読むたびに三四郎をもどかしく思い、同時に愛おしく感じる。 自分も地方から上京したくちだからだろうか。上京したてで、ぼんやりしている三四郎の気持ちがわかる気がする。 三四郎は全く驚いた。要するに普通の…

【駄文注意】リップ・ヴァン・ウィンクルからの連想

お前の各文章はいつも駄文だろうという声が聞こえてきそうですが、 クリックする手間を省いてもらおうと一応注意喚起はしておきました。 図書館で本を借りた。一冊は『夏への扉』もう一冊は『漱石先生ぞな、もし』 まったく無関係の二冊だけれど、偶然にもあ…

読書記録『漱石先生ぞな、もし』

半藤一利は漱石の孫娘(長女筆子の娘)と結婚しているから、 妻や義母から聞いた話を書いているのかと思って読んだ。 予想に反して、そういう肉親だけが知っている話ではなくて、 漱石や作品にまつわる事象を取り上げて考察している本。 といっても、研究書…

読書記録『夏への扉』

ロバート・A・ハインラインの『夏への扉』薦められたので読んでみた。 自分はSFを読んだことがないのけれど、それなりに面白く読めた。 (若干、特に後半は都合がよすぎる気がしたが) 1957年の作品だけど、作中の現在として設定されているのは1970年。 その…

よのともわれらをすてさるときも

クリスチャンでもない自分が讃美歌なんておかしな話だが、 『いつくしみふかき』という讃美歌を思い出すことがある。 チャペルでの結婚式に参列した時に初めて歌ったこの歌、 音楽の時間に習った『星の世界』という曲とメロディーが同じだから、 歌いやすか…

鑑賞記録『男はつらいよ ぼくの伯父さん』

www.tora-san.jp 今回の主役は寅さんというより満男。 寅さん好きとしては少々物足りなく寂しく感じる。 この頃、既に渥美清の体調は思わしくなかったとのことで、 全体として寅さんに元気がないようで、 映画外の事情を考え切なくなってしまうのだ。 とはい…

読書記録『渡辺のわたし 新装版』

もともと2004年(もう10年以上経つということに愕然とするが)にオンデマンド出版されていたが、 その出版元のbooknestが今年3月でサービスを終了した。 これで、『渡辺のわたし』が手に入らなくなる・・・と落胆していたら、 ご本人のtwitterで別の出版社か…

鑑賞記録『男はつらいよ 寅次郎物語』

www.tora-san.jp 今回はマドンナとの関係というより、秀吉少年の母親探しが主になっている。 そして、「寅次郎物語」という副題が示すように、秀吉少年の存在を通して、 寅さんとはどんな人間なのか、寅さんの自己規定を再確認することになる。 秀吉少年と母…

鑑賞記録『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』

とらや一家で水元公園へ出かけようとしていたところに寅さんが帰ってくる。 久しぶりの寅さんに気を遣い、今から出かけるところだと言えない一家。 毎度のような間の悪さと、気遣いが裏目に出るお約束の展開。 この辺りに、とらや一家の複雑な家族関係が感じ…

振り返るために

正午に黙祷。 幼い頃からの習慣だけど、戦争が終わった日ということしか頭になかった。 『昭和史』を読み、今この本を読みながら残暑を過ごしているので 今年の8月15日は感慨も深い。 決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫) 作者: 半藤一利 出版社/メーカ…

71年目の8月9日

朝起きたら、リオデジャネイロオリンピックの 体操男子団体で日本が金メダルを獲得していた。 そんなおめでたいニュースに沸いた8月9日。 長崎に原爆が投下されて71年目を迎えた。 午前11時02分 時計を確認して黙祷する。 周囲にはいつもどおりの光景。 酷暑…

平成28年8月8日

『昭和史』を読んできたこともあり、 象徴としてのお務めについての「おことば」が 表明されたことは非常に感慨深いものがある。 何より「個人」という言葉が印象に残った。 解説とか解釈とかいうよけいな雑音を排して ただただ、その言葉に込められた思いを…

読書記録「昭和史 戦後篇」

戦後をどこまでとみるかは議論の分かれるところだけれど、 本書では沖縄返還の昭和47年(1972)をひとまず戦後の区切りとし、 それ以降の残り17年は大雑把にまとめて終わっている。 証言できる関係者も多数存命で、史料も出尽くしていない 「現代」のことで…

映画を観に行く「シン・ゴジラ」

特撮・怪獣映画に関しては全くの無知で、 ゴジラシリーズを全く見たことがない人間が、 庵野秀明が総監督・脚本ということで観に行きました。 なので、これはゴジラじゃないとか、いやいや これこそゴジラとかいう議論には全くついていけません。 単純にエン…

読書記録「昭和史」

「昭和史のシの字もしらない」編集者の為に、 手ほどき的なものを求められ語り下ろしたということで、 とても気楽に読み進めることができる。 気楽といっても1926年から1945までの昭和のことだから 内容的にはむしろ気が重くなっていくけれど。 時々当時の記…

読書記録「結婚式のメンバー」

12歳の少女フランキーは、同世代の少女たちの間に身の置き場を見つけることができななくなっていた。 「緑色をした気の触れた夏」、6歳の従弟のジョン・ヘンリーと女料理人のベレニスと3人で過ごすのが彼女の日常。 数日後に控えた兄の結婚式に出席したら、…

映画を見に行く「帰ってきたヒトラー Er ist wieder da」

暑いし暇だし映画でも見るか~という感じで見に行った。 原作の小説を読んでいないので映像化としてどうとかはよくわからない。 多少作りが粗いなと思うけれど、全体としては楽しめたので良しとする。 現代にタイムスリップしたヒトラーをヒトラー自身と思う…

読書記録「村上ラヂオ3」

雑誌ananで連載されていた村上春樹のエッセイを纏めた第3弾。 エッセイの良い所は気楽に読めるところ。 「もうかなり高いレベルのおっさん」である村上が、 「共通する話題なんてない」はずのanan読者に「開き直って書いた」という。 適度に気の抜けた、そ…

読書記録「父・夏目漱石」

今年は漱石歿後100年ということで、再版されたらしい。 漱石の次男である夏目伸六が、父漱石や夏目家について記した随筆集。 漱石が亡くなった時は9歳ということもあって、記憶のまま語るというよりは、 記録や伝聞を通して、自分の中の父を再構築したと言っ…

読書記録「日本の中でたのしく暮らす」

現代短歌の歌集。2012年5月に出たもの。 永井祐の短歌は、友人に勧められて初めて知った。もう10年近く前のことだ。 当時印象に残ったのは次の3首。 あの青い電車にもしもぶつかればはね飛ばされたりするんだろうな パチンコ屋の上にある月 とおくとおく と…

読書記録「グリム兄弟メルヘン論集」

完訳グリム童話を読んだつながりで選んだ本。 グリム兄弟のメルヘン論のいくつかを、時代別・ジャンル別に翻訳したもの。 Ⅰ初期論文、Ⅱ本質論、Ⅲケルトの妖精、Ⅳ世界の昔話に分けられていて、 グリム兄弟がメルヘンをどのように捉えていたかが見えてくる。 …

読書記録「アイヌと縄文」

修学旅行で白老のアイヌ民族博物館に行ったことを思い出したというのもあるが、 副題である「もうひとつの日本の歴史」という言葉にひかれて読んでみた。 本書で示される北海道独自の時代区分をみると、 自分が「日本の歴史」として習ったものとは違う時間が…

復調の第一歩

自分が出来ないことにばかり目を向けていないで 出来ることを出来るだけやればいいじゃないか。 とりあえず今はそう思って行動に出ることにした。

5月1日

5月になっても自分は何も変わらない。 事態はよくなっているのかもよくわからない。

今日で1週間

熊本の地震から今日で1週間経つ。 かつて住んでいただけに気持ちの整理がつかない。 少しずつ友人たちと連絡がとれて、怪我もなかったことを確認できた。 人は無事だが、敷地にも家にも亀裂が走り、住み続けられるかわからないという。 街の姿は変貌し、思い…

あしたのお弁当

気分が落ち込んでいると食生活や睡眠時間も乱れがちだ。 そこから抜け出すために、何かいつもと違うことがしたくなる。 何と言ったらいいのか、うまい言葉が見つからないが、 丁寧な生活とでも言おうか、きちんとした生活を手に入れたくなる。 そんな時に手…

3月は憂鬱で

ディプレッションから抜け出せずにいる。習慣にしていた運動も、図書館通いも止めてしまった。一時はブログも削除してしまおうかと思ったが、思いとどまって今日に至る。きっと季節の変わり目の気まぐれなのだ。多分明日には、泣いたカラスも笑っているだろ…